capriccioso

気まぐれに 気ままに

ジャニヲタがテニミュ沼に落ちた話2018

なんと前回のブログのタイトルが2016→2017。つまり2017年1つもブログを書いていない。しかもその最後のブログが、アメリカで辛いこともいっぱいあるけど頑張る!みたいな留学中落ち込んでいた時に書いた記事。きちんと留学のことも書きたかったけど、最終的にはアメリカが大好きになって帰りたくないと泣きながら昨年夏に帰国しました、と一応報告しておく。

1年以上ぶりに書くブログが新しい沼の話というさすがすぎる私。タイトルの通り、帰国後から色々あってテニミュ沼に浸かっている。(もちろんジャニヲタも元気に継続中。)沼に沈んですでに半年。もっと早く書くべきだったけど、ちょっとここらで一旦落ち着いて自分(のヤバさ)を振り返る意味でも良いタイミングだと思ったのでテニミュにハマった経緯をお話しする。

一応簡単に私のことを説明しておくと、SexyZoneの中島健人くんをジャニーズ事務所入所当時(2008年)から応援しているジャニヲタ。(つまりJr.担も経験している)(ここ重要)セクゾに色々あった期間と自分の受験期間が被ってセクゾを離れてJr.をふらふらしたりしながらも結局は健人くんに戻り、なんだかんだでジャニヲタ11年目。もうすぐ12年目に突入の大学生。書いていて自分で恐ろしくなってきた。さて沼に沈んだ経緯。

8月上旬 : 帰国してすぐ、大学の友人がテニミュにハマっていることを聞く
元々仲の良かった彼女が漫画アニメを好きなのは知っていた。でも驚くほど3次元のイケメンに興味がなくて、福士蒼汰はかろうじてわかるけど、菅田将暉の顔がわからない...みたいなことを言っていた。なのに、推しが尊い〜〜とか言ってる。スマホのホーム画面がなんかイケメンの写真になってる。推し色のイヤリング買った〜〜とか言って黄色のイヤリング見せてくる。(この時私は、へえ〜アイドルみたいにメンバーカラーがあるんだ〜と思っていた。まさかの学校の色だった。)
話を聞いたらテニミュにハマっているとのこと。「テニミュ」という名前は聞いたことはあったし原作が「テニスの王子様」という少年漫画だということくらいは知っていた。さらに掛け持ちのジャニヲタやテニミュを通ってからジャニヲタになった人が多いからか、時々ツイッターはてなブログで見かけて気になってはいた。でも私は原作を全く知らないし、彼女がテニミュにハマっていると聞いて最初に言ったのは「テニミュってあれだよね?小越くん?って子が出てるやつだよね?」(この時の私は1st〜3rdまであることも代替わりや卒業の制度も、何も知らなかったのでこんなことを言った。)これを聞いて簡単にテニミュとはなんたるかを説明してくれる友人。なんとなく名前は聞いたことはあって、ちょっと観てみたいと思ってたんだよね!と本当のことを言う私。すると、行く?チケットとるよ!とりあえず原作を読んで!この映像見て!とどんどん教材が手元に届く。3rdのキャストのキャラビジュアルに役名とキャスト名が入った画像をまとめてLINEにアルバムも作ってくれた。さすがオタク。でもまだ私は沼には入っていない。

8月中旬〜 : とりあえず原作を読み始める
勧められてまず原作を読み始めた。この話はちょうど大学の夏休み中のことで、時間が十分にあった。少年漫画はコナンと四月は君の嘘*1しか読んだことがなかったけど、スポーツ小説とかは読むので楽しく読めた。(最初は色々とツッコミたかったけど。)後で嫌ってほど語ると思うけど、シンメ厨がダブルスにハマらないはずがない。キャラクターが多くて全員すぐに覚えられたのは青学くらいだったけど、すでにテニミュを生で観たいと思っていた私はキャラを覚えるだけではなくて、キャラとキャストを一致させようと必死。漫画を読みながらこのキャラ誰だっけ?となったら友人が送ってくれたキャストのキャラビジュアルを見て覚えた。いやこれが楽しい。某Tさんと全く同じことを言うけど、10年以上ジャニヲタをやっていたらもう名前を知らないジャニーズなんていない。Jr.を含めてもほとんどいない。新しいイケメンを覚えるのめちゃくちゃ楽しい。沼への第一歩。

8月下旬〜 : 原作を読み終わる前にテニミュの映像を見始める
どうあがいても3次元のオタクなのでやっぱり映像を見るのが楽しい。dアニに登録しTSUTAYAでDVDを借り、観に行く予定だった関東立海公演はとりあえず1stも2ndも見た。楽しい。めっちゃ楽しい。歌詞がトンチキな曲とかもあるけど(めっちゃ褒めてる)ジャニヲタならしかもセクゾ担なら、全く気にならないどころかむしろ好き。ちょっとよくわからない歌詞をキメキメで歌ってるの大好物。ダンスは揃っているのにそれぞれのキャラの個性を出しながら踊る、かわいくてかっこいい少年たち。あれ?どこかで聞いたことあるな?あと声変わり前の桜田通くんとかひえええってなった。Jr.担若手デビュー組担ならわかる声変わり前のあの高い声の...尊さ......映像だけで沼に片足沈んだ。

8月下旬〜 : 同時にキャスト達のSNSを読み漁る
予習としてこれは必要ないのだろうけど、ジャニヲタとしてはその役をどんな子が演じるのかがやっぱり気になる。自撮りをいくらでも保存できるのも新鮮でカメラロールが大変なことになる。ジャニーズも有料サイトでは連載とかがあるけど、SNS上でキャスト同士が話しているのとかお互いのツイートにいいねをしているのが新鮮すぎて沼。

9月29日 : 友人がチケットを取ってくれたのでついに関東立海公演を観劇

凱旋公演のしかも大千秋楽2日前に滑り込んだ。ちなみにこれ帰国してから2ヶ月ちょっとの話。サマパラ*2後1カ月ぶりのTDCは同じ会場なのにお客さんが違うだけでなんだか別の会場のように感じた。正直初観劇の時はテンションが上がりすぎてとにかく楽しくてほとんど記憶がない。とりあえず、映像で見てもすごいと思っていた照明とテニスボールの音は、生で体験するとさらに感動するということを知った。

幕間の私「楽しい!めっちゃ楽しい!!えっ、楽しい!!!」
友人「ww良かったですwwwww」

公演後の私「めっちゃ...めっちゃ楽しかった...えっ...どうしようもう一回観たい......」
友人「明日当日券並べば?www」

次の日の夜、客席にいる私。

しかも手にはパンフレットとブロマイド。

ジャニヲタの行動力万歳!

好きなものに迷わずお金を出す精神万歳!

ライビュって書いてるけど当日券にも並んだ。一応言っておくとTDCが近所とかではなく、一応片道2時間はかかる。結局ライビュで観たけど、ほんの数回しか観ていないド新規のくせになんだかものすごく寂しくなって夏が終わったなあと思った。関東立海本当に良い試合だよね......そして2ヶ月でここまで沼にハマれる自分の浸水スピード(?)にも驚いた。
この後、青学チムパ*3のチケットをなんとか手に入れてお見送りハイタッチという異文化にカルチャーショックを受けた話とか、立海の円盤が出た頃にはいつのまにか立海が推し校になっていた話とか、比嘉公演で色々な席から何回も観る楽しさを改めて知った話とか、3次元のオタクとしてはバラスマ*4が楽しくて仕方がないので何回も見ている話とか、立海チムパもドリライ*5も楽しみすぎる話とかは長くなるので割愛する。

ここまで沼に沈んだ経緯を説明してきたけどここからは結局ジャニヲタ(というか私)がテニミュ沼に沈んだ理由は何なのかという話。まだ話します長くてすみません。

①大学の友人による布教
元々仲の良い友達と趣味まで同じになったら、そんなの楽しいしかないので沼。

②チケットが取れる
次の日もう一回観たい...と思ってツイッターで定価でお譲りくださる方が見つかったのは本当に驚いた。しかもとても観やすい席だった。当日券も楽や前楽以外はほとんど入れると聞いてまた驚いた。公演数が多いので席に拘らなければ一般でも簡単に取れるらしい。ジャニヲタにとってチケ取りのストレスがないのは本当に幸せだし、行きたい日に行きたいだけ行けるのは楽しすぎてそりゃあ沼。

③公式からの供給が親切
テニミュブログというスタッフさん(時々キャスト)によるブログが無料で誰でも見られることって本当にすごいと思うので、今これを読んでる皆さんはとりあえず見てきて欲しい。テニミュモバイル通称テニモというジャニーズウェブのようなものもあって、公演の曲が丸々全て聴けちゃう。ウェブラジオなんかもある。楽しい。ちなみにテニモにはすぐ入ったしTSCというテニミュのファンクラブにも気がついたら入っていた。あと公演Blu-rayの収録時間がすごく長くて、バクステ映像や日替わりコーナーの映像も入っている。これはジャニーズもグループによって色々だと思うけど、円盤が充実してるのはやっぱり楽しいのでこれも沼。

④シンメ厨は絶対にダブルスが好き
ご存知の通り(?)私はふまけん*6が大好きでふまけんみたいなシンメ*7が大好き。ふまけんみたいなシンメとは、仲良しで休日も一緒に遊んだりするシンメではなく、お互いがお互いの目的を達成するために必要だから一緒にいるビジネスパートナーなシンメ。大好きな決まり文句は「同じクラスだったとしても仲良くならなそうな2人。」つまりダブルスってビジネスパートナーなんだと気がついてからはもう沼。とにかく沼。とりあえず最初は黄金ペア*8好き!ってなったけど、その後立海D1*9のシンメ感にやられた。まあ仲良しシンメも好きなので結局黄金ペアも大好き。ジャニヲタはシンメ厨が多いしそんなあなたは絶対にダブルスが沼。

④ジャニーズと舞台沼を掛け持ちしている友人の存在

tea-miki.hatenablog.com

このブログの筆者Tさんと

makimes.hatenablog.com

このブログの筆者Mさんはジャニーズ関係で知り合ったお友達でありこの沼の先輩方。以前まではお二人のリツイートで見かける俳優さんの名前を見てもほとんど誰も知らなかったのに、今は半分以上わかる自分が怖い。何度も言うがまだテニミュ初観劇から半年。
二足のわらじ生活には体力と貯金が必要だとか、アイアの椅子はお尻が痛くなるとか、チケットは申し込んだら取れるものだからジャニーズの感覚で手当たり次第に申し込んだらダメだとか、色々と教えて頂いたり勝手に学ばせて頂いている。元がジャニヲタなので俳優さんの見方が同じでいつも共感する感想がたくさんある。これからもよろしくお願いします先輩方。

⑤根がオタク
特に言うことはない。結局何にハマっても突き詰めたくなってしまうということ。オタクって楽しいな!

ここまで読んで頂いてわかるように「楽しい」と「沼」しか言っていない。つまり何が言いたいかと言うと、

 

テニス最高セイヤー!!!!

 

ありがとうございました。

*1:原作とアニメが大好きで私の初2.5舞台、初アイアは実は君嘘だったというのはまた別の話。

*2:私にとってTDCは元々夏のコンサートの場所だった。

*3:キャストが素でトークしたりキャラとして公演の曲を歌ったりするイベント。

*4:キャストたちが公演やキャラクター、他のキャストについてトークしたり、若手アイドルでよく見るチャレンジ系競争系のバラエティ番組のようなものが円盤で発売される。ちなみに今回のデコレーションケーキ対決(料理対決)、釣り、弓道対決(スポーツ)、はどれもセクゾちゃんがやっているのを見たことがあった。どこの界隈もファンは同じものが楽しいんだなと思った。

*5:公演の曲を歌うライブ。映像を見た限りジャニヲタは絶対に好き。

*6:SexyZoneの中島健人くんと菊池風磨くんのシンメのこと。ジャニーズ事務所入所当時から約10年間お互いに他の誰ともシンメを組んだことがないジャニーズの中でも珍しいシンメ。

*7:パフォーマンスの時に立ち位置がシンメトリーになる2人のこと。コンビとは少し違うけど、アイドルファン以外への説明が難しい。

*8:テニスの王子様の主人校青学の最強ダブルス。

*9:まさにテニスをやっていなかったら関わらなかったであろう2人。

2016→2017

もう日本は2017年ですよね。今年もよろしくお願いします。こちらはまだ31日なので軽くでも振り返っておこうと久しぶりにブログを開きました。もともとこのブログがジャニーズ用というわけではないので色々ごちゃまぜです。

 

2016年の始まり、Sexy Zoneが3人体制の間に現場に行っていなかった私にとって久しぶりの現場となるジャニーズワールド。2月は大好きな祖父が亡くなり、春休みは手伝いでずっと家にいました。色々な思いがあって文章に書こうかなと思ったのですがまだそこまでの余裕がなく。約1年経ってようやく書けそうな気がするのでそのうち書きたいと思います。3月から6月まではオケ漬けの生活。2年生から授業も大変になったので、起きて勉強して練習して寝るだけの目まぐるしい毎日でした。そんな中でも授業のプレゼンのために「海外から見たジャニーズ」のアンケートを行えたのはすごく楽しかったです。たくさんの人に協力して頂いたおかげで海外ジャニヲタのお友達ができたり、ジャニヲタ英語部でもプレゼンさせて頂けて、本当に良い経験になりました。8月は25日に全部持っていかれてそれ以前の記憶がありません。それは嘘ですが(笑)本当にそのくらいの衝撃(笑)そうですサマパラの8.25事変です。一生忘れられない現場になりました。

そして、英語部の皆さんにも見送って頂いて、9月からアメリカに留学しました。こちらに来て3ヶ月半、あっという間だと言う人が多いけど、私には長く感じる3ヶ月半でした。多分それはみんなほど楽しめていないからなんだろうと思います。こんなに帰りたがっている留学生は周りにいません(笑)もともとある程度は覚悟をしていました。私はNoが言えない典型的な日本人(この言い方が嫌な人もいると思いますすみません)で、頼まれたら断れない。おそらく人よりも綺麗好き。誰とでも仲良く見えて実は心を開いていないので日本でも本当に仲良しの友達は少ない。趣味がインドア。まあアメリカで苦労するだろうなと、覚悟はしていたんです。でも想像以上に嫌なことばかりで、毎日毎日普通の生活をするだけですごくストレスに感じていました。でも、それって周りと比べているからなのだとやっと気がついて、私は私の好きなことをしたいようにすれば良いと本当に最近になって思い直してからは、少しは楽しめるようになった気がします。アメリカに留学に来る人がアクティブじゃないわけがないんですよね。みんなパーティや買い物や旅行が大好きで、そういうことをあまりしない私はよくもったいないと言われます。そのせいで自分の留学生活は良いものになっていないんだと思ってしまっていたけれど、無理に合わせる必要はないんだということがやっとわかり、楽になりました。それから、日本にいる間にバイトをしていなかったから全て親のお世話になっているわけで、自分が本当に使いたいことにだけお金を使いたいんです。勉強したいことがあるから自分でアメリカを選んだんじゃないか、それを勉強することができていて楽しいじゃないか、と最近は思えるようになりました。

この3ヶ月半を無駄にしたとは思いません。英語で口論するなんてきっともう経験しないだろうことを経験できましたし...でもプログラムの都合上1年と言っても実際はそれ以下なので、残りはあと半年ほどです。まだまだ間に合うはず。周りは気にせず自分らしく頑張りたいです。

最初に書いたように喪中なのでお祝いはできませんが、母が送ってくれた年越し蕎麦とお餅を食べます。2017年もよろしくお願いします。

Sexy Zone×本 第2弾

以前こんな記事を書きました。

capriccioso.hatenablog.jp

書きたいことを書いて一人で勝手に楽しんでいたのですが、未だにアクセス数が緩やかに増えているようで。完全なる自己満お遊びの文章を読んでくださる方がいて嬉しいです。

そこで再び自己満足のお遊びを。Sexy Zone×本 第2弾 ~健人くんこれ実写化して!編~ です。(タイトルのセンス無し)実は前回の記事を書いている時に健人くんに選んだ本だけしっくりきていなくて...雑誌などでの健人くんの発言から考えて、私が好きな本と健人くんが好きそうな本が合わないんですよね。おそらく。その結果あの2冊を選んだのですが、最近読み直してこれだ!と思う本が見つかりました。

 

中島健人×「おやすみラフマニノフ」中山七里

このミステリーがすごい!大賞を受賞し、映画化、ドラマ化もされたあの「さよならドビュッシー」の中山七里が描く音楽×ミステリー、シリーズ第二弾!(映画の宣伝ぽく)健人くんといえばピアノなので、前回の記事で「さよならドビュッシー」を健人くんにしようかとも思ったのですが、王道すぎてつまらないかと思い不採用。でも読んでいて欲しいとは思います。彼ドビュッシー好きみたいですし。そんなことを思いながら「おやすみラフマニノフ」を読み直していました。あれ!?健人くんこっちだ!というわけでこのブログを書いています。

※以下、少し本のネタバレを含みます(事件の結末などには触れていません)

本書は確かにミステリー小説であり、ストラディバリウスが盗まれるという事件が話の中心にあるのですが、その事件によって起きる人間関係の変化や登場人物たちのキャラクター、心理描写が非常に魅力的です。もちろん前作「さよならドビュッシー」の岬先生も登場します。そして言うまでもなく、前作と同じく演奏シーンの描写が素晴らしいです。バイオリンの音が、チェロの音が、ピアノの音が、オーケストラの演奏が聞こえてきます。

主人公、城戸晶(きどあきら)はバイオリン専攻の音大生。母子家庭で元バイオリニストの母に育てられましたが晶が大学に入学した年に母は亡くなってしまいます。晶はバイオリニストになるという亡き母との約束を守るために日々練習に励んでいますが、祖父からの仕送りも途絶え音大の高い学費を払えなくなってしまい、バイトと両立しながら貧乏学生生活を送っています。晶は自分が天才ではないことをわかっています。けれど音楽の道を諦めきれず、将来は音楽で稼ぎたいと思っています。未納の学費を請求されたり、音楽とは関係のないバイト先に就職しないかと誘われたり、バイトのせいで練習の時間がとれなかったり、晶は常に悩んでいますが、事件によりさらに困難に見舞われます。

一方、彼の恋人の初音(はつね)さんは有名なピアニストである学長の孫でお金持ち。チェロの才能もあり、将来はプロになるのだろうと誰もが思っているそんな存在。晶と初音さんの関係や、晶の初音さんへの思い、2人の音楽に対する思いの違いなど、小説ほど繊細に描くことは難しいかもしれませんが、映像で、健人くんのお芝居で、見てみたいと思いました。晶が彼女に好意を持っていることは読み取れるのですが、何故か、彼女から家に寄って行かないかと誘われると戸惑い、泊まって行かないかという誘いは断ってしまう。最初に読んだときは何気ない会話だと感じるこのシーンですが、この時の晶の言葉が好きです。

「・・・・・・あのさ、もう何回誘ったかなんて言わないけどさ。晶ってひょっとしてゲイ?」

「れっきとしたストレート」

「じゃあ、どうして」

「偉大な音楽家の身内にはどうしたって二の足を踏んじゃうよ。クララ・シューマンに色目を使ったブラームスは尊敬に値するね」*1 

ほら、健人くんにこのセリフ言って欲しいでしょ!?(誰か共感して)

健人くんが演じる役はどれも好きになるけれど、Jr.時代に演じたバチスタの巧役や生まれるの浩二役のような暗い性格なわけではないけれど少し影があるような、儚い感じの役を私は推していきたい...!だから晶を健人くんに演じて欲しいんです。最後まで理由はわかりませんが、晶には何か隠し事がある感じがしていて、どこか儚い雰囲気。そして優しい。ほら健人くんに合うと思いませんか!?(二度目)

それから、なんといってもバイオリンです。私はしつこいくらいにTwitterで健人くんにバイオリンを弾いて欲しいという話をしています。そして彼も多分興味はあるはずで、自分に似合うことも分かっている様子。(セクチャン参照)*2私はどんな映像作品でもスポーツのシーンや楽器の演奏シーンには力を入れて欲しいと思っているのですが、健人くんならちゃんと練習すればすぐにバイオリンを弾けるようになると思うし、こだわって演じてくれそう。あれだけピアノを弾けるし音感も良いのだろうし。指が長いから弦を押さえる左手は絶対に美しいし、腕も長いから弓を持つ右手も絶対にかっこいい!私がバイオリンを弾く男の人が好きなだけというのも確かにありますが、共感してくれる人が必ずいるはず。

この小説のクライマックス、ラフ2*3の演奏シーンはもちろん素晴らしいです。ドビュッシーでもそうでしたが、中山さんは演奏と心理の描写を同時に書くのが本当に上手です。でも実は私が一番好きなシーンは、台風による大雨のため避難した体育館で晶と岬先生がチャイコン*4を弾くシーン。音楽で人の心を動かすってこういうことなんだと改めて知るシーン。私は読んで涙が出そうになりました。晶は音楽家なんです。音楽に、バイオリンに、自らを捧げています。彼にとって何よりも大切なものは母が買ってくれたチチリアティ*5、そして弓を持つ自身の右手、弦を押さえる左手。難しいことばかりの厳しい音楽の世界。努力だけではどうにもならないこともたくさんあります。それでも晶はバイオリンが大好きだから、何があってもバイオリンを弾き続けるのです。ほら健人くんに演じて欲しくなってきたでしょ!?(しつこい)

ただの私の願望でしかないので実現可能性は限りなく低いですが、いつかどんなかたちでも良いので健人くんがバイオリンを弾いているところを見てみたいです。もしも何かの間違いでこのブログが健人くんの目に入ったら、いつかくる役のためにバイオリンの練習を始めてくれますように!という僅かな(超自分勝手な)望みをかけて書いてみました。

おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)

おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)

 

 

*1:クララ・シューマンは作曲家ロベルト・シューマンの妻で、ブラームスとの不倫説があります。それを裏付けるものは何もないようですが。

*2:ボルダリングや指相撲など指に負担がかかることをしたときに「バイオリンが弾けなくなっちゃう」というボケをしていました。健人くんなら本当に弾いていそうだからこそおもしろいボケ。

*3:ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番 

youtu.be

*4:チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 

youtu.be

*5:バイオリンの名前です。「おやすみラフマニノフ」から引用すると「イタリアの若き名工アレッサンドロ・チチリアティが絶えて久しかったフェラーラ派の伝統を現代に甦らせた逸品」

ジャニーズオタク自己紹介バトン

おもしろそうなので私もやってみました。バトンって私が中学生くらいの時に流行っていたのですが、久しぶりにやったらなぜか文章まで中学生っぽくなった気がします...

okometokaraage.hatenablog.jp

じゃにーずおたく自己紹介ばとん

【名前】しー

【今の担当は?(複数可)】
名前:中島健人くん
好きなところ:いつもポジティブで楽しそうで一生懸命で、見ていると元気になれるところ。
担当になったきっかけ:詳しくは覚えてないですが少年倶楽部を見て好きになったのは確か。

【いつからジャニヲタ?(きっかけも是非)】

2007年から。Hey!Say!7出の山田担。健人くんと同じ(笑)

【担当遍歴】

山田涼介くん→中島健人くん→3人体制と自分の受験期などが被って醒めてくる。Jr.をフラフラしたりお茶の間になったり。→結局健人くんに戻る

【好きなシンメorコンビ(への思いも是非)】

重度のふまけん厨。つい最近ふまけんについて話した記事はこちら。

capriccioso.hatenablog.jp

時々一緒にぶっ壊れる二人が好きだし、たまには仲良くしてるところも見たいけど、私は二人が背中合わせで歌っているところをこれからも見られるならそれだけで嬉しいです。(重い)

【1番心に残ってる現場】

Sexy Zone First Concert 2012。これはこれからも変わらないのかなと思います。まだ色々複雑な気持ちもあり、これからへの不安な気持ちもあったけど、Jr.として応援してきたメンバーが自分たちだけのコンサートをしているのはやっぱり嬉しかったです。これからこの5人を応援していくんだと気持ちが決まったのもこのコンサートだった気がします。ふまけんはJr.時代に雑誌で、自分たちのコンサートでやりたいこととしてよくピアノとギターをあげていました。今では二人の楽器はお決まり?になっているけど、ファーストコンで初めて披露する二人を見たときは本当に夢が叶ったんだなと感動しました。

【初めて行った現場】

Hey!Say!JUMP-ing Tour '08-'09。スクティーの頃で、BI3人がネズミになってちゅーちゅーしてたあのコンサートです。

【最近行った現場】

Summer Paradice 2016。風磨くんと健人くんのソロコン。風磨くんのカースト上位集団でわちゃわちゃしつつ菊池風磨のジャニヲタっぷりを見せつけてくれるコンサート最高でした。健人くんの世界観でファンと健人くん本人のために作られた幸せな空間にいられて幸せでした。ふまけんがふまけんだったあのオーラスに、あの場所にいられた私は本当に幸せ者だと思ってます。

【次行く現場】

来週から1年間アメリカなので次は1年後。来年の夏に5人のコンサートがありますように...

【記憶に残ってるファンサ】

ファンサ1回しかもらったことないです。JUMPのSUMMARY 2011。健人くんが団扇に(多分)気が付いてくれて手を振ってもらいました。

【好きな曲TOP3(理由もあればどうぞ!)】

好きな曲はたくさんあるけどランキングにするのってなかなか難しいですね。あとセクゾに関しては曲だけで考えたら好きでも3人曲ってだけで好きになれない曲がたくさんあるの問題...

1位 スキすぎて/Sexy Zone

レディダイと迷ったけど、セクゾのイメージにぴったりなアイドルソングだと思うので。まだみんなの声が高いのも良いんです。セクゾにはこういうかわいい曲をまだまだ歌ってもらいたいです。

2位 欲望のレイン/KinKi Kids

情熱とひらひらと迷って迷って(どれもふまけんが歌いました)やっぱりこれを選びました。ぶっちゃけてしまうと、個人的にはふまけんの曲よりもキンキの曲をやる二人のほうが好きです。もちろんふまけん曲も好きですが。ふまけん曲としてこれを(私の中で)超す良い曲を頂けますように...!

3位 CANDY ~Can U be my BABY~/中島健人

超良くないですか。彼にしか歌えないと思ってます。大好きです。(雑)

【好きな振り付けTOP3(好きポイントも…!)】

1位 Lady ダイヤモンド/Sexy Zone

ひたすらにかわいい。キーラキララ♪のところが最高にかわいい。エビぞりになって?腕を振るところもかわいい。とりあえずかわいい。まだ風磨くんがシャカリキでしたね。(遠い目)

2位 Sezy Zone/Sezy Zone

やっぱりふまけん厨としてあの背中合わせはいつ見てもたまらないです。これからもずっとやって下さい。これ切実な願いです本当に。

3位 Sexy Summerに雪が降る/Sexy Zone

初期のシングル3曲という選ぶ気あるのかって感じですがそのあたりはお察しください。ハローハロー♪の手をひらひらするところと健人君の足が長すぎておもしろいところ(わかりにくい)(今~が良いチャ!ンス~のところです)が好きです。

【自分がJrになれたらバックにつきたい曲(複数可)】

CANDY ~Can U be my BABY~/中島健人

健人くんの後ろでキャンディーを持ちたい。らぶ!けんてぃー!ってやりたい。それだけ。

【1番好きなペンライト】

これはセクゾの薔薇ペンラ一択です。

【1番好きな衣装】

王子っぽい衣装は全部好きです...デビュー時の衣装かレディダイの衣装かな?5人分あったらマワレミラクルの衣装も大好きなはず。

【よく買う雑誌】

前半誌が好きです。

【この映像は見て欲しい!というオススメ】

セクゾちゃんたちの良さはバラエティーで出ると思っているので、Sexy Zone CHANNEL!と言いたいのですがDVDになっていないという悲しみ...同じ感じでメンバーがわちゃわちゃしているのは、アルバム「Welcome to Sexy Zone」の初回生産限定デラックス版に入ってる「壮絶Sexy寺修行!?」です。名前は笑うところです。

健人くん個人ならやっぱり去年のサマパラかな?

 

【ジャニヲタになる前の趣味は?】

ジャニヲタになったのが小6なのでその前の趣味というと普通に読書とかピアノになってしまう...好きなものが子供の頃からずっと変わらない人なので今の趣味とほとんど同じです。

【最近気になっている子】

目黒蓮くん。かわいい。風 areで落ちました。かわいい。手足が長くてダンスがかっこいい。かわいい。

【最後に一言!】

楽しかったです。宣伝のようになってしまったのでセクゾファン以外の人が見て興味を持ってくれたらとても嬉しいです。

ふまけんファンのひとりごと

 

8月25日夜。TDCホール。

そこにふまけんがいました。

 

私はふまけんが大好きです。今日あの2人を生で見てしまった私は、2人がいる限りジャニヲタ辞められないな、と思いました。このふまけんについて、多くの人がTwitterでレポを書いて、その場にいなかった健人担に風磨担にセクゾ担にシンメヲタクに、このことを伝えました。私も帰りの電車で色々なレポを読みハートを押しまくっていました。でも、自分と全く同じ感じ方をしている人がなかなか見つかりません。こんなにも色々な捉え方があるのかと驚いたし、おもしろいとも思いました。だから私も私の感じたことを言語化して残しておきます。

※これは個人の意見です!!

 

私は、健人担は大きく分けて2種類だと思っています。ふまけんが大好きな健人担。健人くん単推しの健人担。私は前者です。私も健人担なので後者の考えが全く理解できないわけではありませんが、Twitterで後者の意見を目にするとやっぱり私とは違う考え方だと感じてきました。そして、当たり前だけど、ふまけんが好きな人たちの中にも色々なふまけんファンがいるんですよね。そりゃあこれだけ色々な感想があるわけです。

風磨くんがいるとわかったときの健人くんの顔。嬉しさを隠しきれてなかった。感動してた。泣きそうだった。驚いてた。困惑してた。固まってた。見たことない顔をしてた。あまりに色々な表現をレポで見かけました。それに対して、あれを嬉しそうな顔だとは思えない、あんな健人くんが見たかったわけじゃないと言っている健人くん単推し(=ふまけんファンではない)の方の意見も見かけました。

私は、健人くんはただただ驚いていたと思うし、本当に予想していなかったみたいで焦っていたと思います。涙は感動の涙や嬉し涙だとは思いませんでした。たしかにうるっとしているように見えましたが、私自身あまりにも驚いて涙が浮かぶことがありますし、そういう涙だったのかなと。健人くんはたしかに私にとっても見たことがない顔をしていました。でも、その顔を見たくなかったとは思わないし、風磨くんに対して「健人くんにステージ上でそんな顔をさせないで!」とは思いません。その代わり「健人くんにあんな顔をさせる風磨くんすごい!」とも思いません。私にとってあのふまけんは、まさにふまけんでした。私が知っているふまけんはこれだ、私が8年間見てきたふまけんはこれだ、そう思いました。なんでメンバーなのにあんなに気まずそうなの?なんて、今さら思いません。だって私が知っているふまけんはいつだってそうでした。よく言われていることですが、あの2人は学校で同じクラスにいたら絶対に仲良くならないです。プライベートでも遊んだりしません。たしかに"氷河期"とかありました。今回も色々言われていました。でも私としては、仲が良かった時期、例えばデビュー直後の時期のほうが珍しくて不思議でした。(もちろん仲良しなふまけんも好きなのですが。)だから気まずそうにしているのを見て、どうしてメンバーなのにそんなに?とは思わなかったです。ああふまけんだ。そう思いました。そう思えるふまけんが見られたこと、本当に嬉しいです。

健人くん単推しの方は、中島健人は努力家で、ちょっと変わっていて、負けず嫌いで、アイドルの天才で...そう思っているのでしょうか。私もそう思います。健人くんって本当にすごいです。でも私は、菊池風磨も、努力家で、ちょっと変わっていて、負けず嫌いで、アイドルの天才だと思っています。だから私にとってはどちらが上とか下とかはないし、どちらかだけがかわいそうなんてこともあり得ません。

多分風磨くんは2人の関係についてあれこれ言われるのが好きではないですよね。人との関係性をすごく大事にしていて、そのことに関して繊細だから。こんな風に勝手に言いたい放題言ってブログに書かれるなんて本当に嫌だと思います。2人のことは2人にしかわからない。その通りです。それで良いです。これはただの個人の意見です。願望入りまくりです。こうやって勝手に語られるの、嫌なんだろうなぁ風磨くん、そう思いながら今日も私はふまけんファンです。これからもずっと2人のことを見ていくと今日決めました。

Johnny's Seen from Abroad

I made a questionnaire about "Johnny's seen from abroad" for my presentation in the university. In the class, students make presentation about Japanese pop culture seen from abroad, and I chose Johnny's as my theme. Over 554 international fans from 48 countries filled out the questionnaire. I was very glad, and all answers helped me a lot. Thank you very much for your cooperation.

(This is the same article wrriten in Japanese. 日本語の記事はこちらです。)

capriccioso.hatenablog.jp

I promised that their answers were used only in the class, but many people asked me to publish the results, so in this article, I write a summary and my consideration of it. If you are unhappy with this article, please tell me. I will stop opening it immediately.

 

Theme: Johnny's seen from abroad
Target: Johnny’s fans who live abroad or have lived abroad

Participant: 554 international fans from 48 countries

Language:

(Questions) English and Japanese

(Answers) English (516 fans), Japanese (33 fans), Chinese (2 fans), Spanish (1 fans)

Questions:

Q.1 How old are you?

Q.2 Are you male or female? (You can choose “others” also)

Q.3 Where are you from?

Q.4 Where do you live in now?

Q.5 Who is your favorite Johnny's talent?

Q.6 Which is your favorite Johnny's group?

Q.7 What is the opportunity when you came to like him or the group?

Q.8 Do you think Johnny's are famous in the country you live in?

Q.9 About question 8, why do you think so? Please tell me the reason in detail.

Q.10 Who do you think is the most popular Johnny's talent in the country you live in?

Q.11 About question 10, why do you think the talent is popular there? Please tell me the reason in detail. (For example, the TV program he appears is being broadcast.)

Q.12 Which Johnny's group do you think is the most popular in the country you live in?

Q.13 About question 12, why do you think the group is popular there? Please tell me the reason in detail.
Q.14 What do you think is the good way for Johnny's to win popularity in many countries?
Q.15 As the Johnny's fan who lives abroad or who is from abroad, what do you request to Johnny's company?
Q.16 Would you like to tell us more in your own words? If so, please add any comments.
 

To sum up this questionnaire, I pick up and focus on some questions.

As for participants' age, many answerers are in their twenties or teens. I collected answers on Twitter, so many young people participated in, but I think there are also many elderly fans in the world. In addition, many fans from various countries cooperated with the questionnaire. They are from Indonesia, Thailand, Japan, Philippines, Malaysia, USA, Singapore, China, Taiwan, Spain, France, Australia, Saudi Arabia, Russia, Canada, Italy, Germany, Mexico, Holland, Korea, UAE, Chile, Brazil, Ukraine, Switzerland, Poland, and some other countries. I was surprised and moved that there are a lot of Johnny's fans all over the world.

As for their favorite talents, members of ARASHI are popular as I expected, and the most popular member is Sho Sakurai. This was not an election, but I made a kind of ranking. Can you expect the second talent? The second most popular member is Ryosuke Yamada from Hey!Say!JUMP. The third is Satoshi Ono, the fourth is Jun Matsumoto, the fifth is Kazunari Ninomiya, the sixth is Masaki Aiba, and the seventh is Tomohisa Yamashita. The eighth are three members, Yuri Chinen, Daiki Arioka, and Kei Ino from Hey!Say!JUMP who have same numbers of funs in my questionnaire. It is the same tendency as Japan's one that ARASHI members and Yamashita-kun are popular, however, I was surprised at the popularity of Hey!Say!JUMP. Hey! Say! JUMP has held concerts in some Asian countries, so I think that is one of the reasons of their popularity. In addition, I can understand from a later question why Yamada-kun is so popular abroad. Some answerers wrote that Johnny's are moderately famous in their countries because people, who are interested in Japanese pop-culture such as animation and comics, are also know Johnny's. Yamada-kun has acted in "Ansatsu Kyoshitsu" ("Association Classroom"), "Kindaichi-shonen no Jikenbo" ("The Kindaichi Case Files"), and he will act in "Hagane no Renkinjitsushi" ("Fullmetal Alchemist"). He became famous because of these movies and dramas that are originally comics and animations.

I was also surprised that KANJANI-EIGHT and Kis-My-Ft2 are not so popular in foreign countries. In Japan, these two groups are very famous and popular because they always appear in variety shows on TV. However, I knew from the questionnaire that Japanese variety shows are not broadcasted in foreign countries, so many international fans have found Johnny's members from dramas such as "Hana-yori-Dango" ("Boys Over Flowers"), "Nobuta-wo-Produce", and "Gokusen". Therefore, international fans tend to like Johnny's talents who appear not in variety shows but in dramas.
Another common opportunity they became Johnny's fans is watching videos that are uploaded illegally on web sites. Johnny's entertainment (JE) has a strict regulation of the rights to their portraits, so they do not distribute videos officially, but if foreigners can watch Johnny's on videos on the Internet, the number of international fans will increase. 

According to the result of the questionnaire, Johnny's are moderately famous in some countries in Asia, in contrast, they are slightly famous or not famous at all in Europe and other many countries. Why aren't they famous? As the reason for it, a lot of people wrote that K-POP is more famous and popular than J-POP in their countries. K-POP is popular not only in Asia but also throughout the world. In terms of this trend, I investigated and considered for myself. In my opinion, it was caused by two main reasons. The one is the difference of the way to produce talents, and the other is the cultural difference in the value of perfection.

Firstly, there is an obvious difference between K-POP's style of producing and Johnny's style. *1 Korean market is smaller than Japanese one, so it is necessary for K-POP to find markets abroad and expand overseas. Korean government has promoted the cultural industry. In order to win the popularity abroad, K-POP talents has used Social Networking Service (Social Media) and official videos on YouTube, and they has gotten a lot of international fans. Using SNS (SM) and YouTube is a good and easy way in our time, but as I wrote, Johnny's do not use them because of the strict regulation of the rights to portraits. Hence, it is natural situation that K-POP is more popular than Jonny's in the world.

Secondly, I think this trend is related to the cultural difference in the degree of perfection of their performance. In Korea, there are many training schools for aspiring K-POP singers, and it is said that K-POP singers have to experience long and hard preparatory training period there, so their performance is perfect even soon after they make their debut. On the other hand, some Johnny's members made their debut without long training period as Johnny's Jr., or some members who had not been interested in debut happened to debut, so they cannot sing and dance well at first. However, a lot of Japanese fans like to support young and inexperienced members. Why? Japan has a culture of feeling "incomplete" or "unfinished" thing is beautiful, and Japanese people tend to think "process of growth" is important. For example, it is said that Japanese people feel cherry blossom in half bloom is more beautiful than in full bloom, but many foreigners do not think so. As this example, Japan has a culture of incomplete beauty. *2In addition, in Japan, people regard process as important as result. This is a chart which shows the degree of process orientation.*3

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Countries on the left side attach great importance to process, and countries on the right side do not regard process as important. Korea is on the opposite side of Japan, and many countries do not think process is important. (Needless to say, people who regard process as unimportant do not always want only perfect results.) This chart is one of the references to show Japanese people's idea about process. Japanese fans want to see the process of Johnny's member's growth, so they support even inexperienced members and also like their immature performance. I think their imperfect performance is not accepted by people in some countries that like perfect or complete one.

As for the question which asks the good way for Johnny's to become famous in the world, many people answered that they should use SNS (SM) and YouTube, but some people said that they do not want to be famous in their countries because they enjoy going to Japan for concerts. They think it is fun for them to make efforts to see Johnny's or to buy their goods. In my opinion, this idea is same as Japanese fans who want Johnny's to be an untouchable existence. I think using YouTube is the best and easiest way to get more international fans, but while international fans want to enjoy Johnny's SNS, many Japanese do not want Johnny's to use it because they do not want to be too close to them. Many Japanese fans only want Johnny’s to be beyond their reach. This is in a dilemma.

At last, I knew that international fans have a lot of difficulties and are dissatisfied with JE's treatment. The most common requests are to hold concerts in their countries and to establish an international fan club. Many international fans have not seen Johnny's talents in person, so they are anxious for Johnny's concerts. In addition, the present system of the fan club is very inconvenient because only people who have address in Japan can enter it. I called JE to ask why they cannot establish an international fan club, but I got no answer. JE's internet system is not enough even in Japan, so in my opinion, if it improves to get information and apply to concerts easily on the Internet, the international fan club also can be established.

In conclusion, although Johnny's are very famous and popular in Japan, they are not famous at all in many countries around the world, and JE has to change and improve their system to produce Johnny's in order to make them to be more famous in the world. While there are many problems for international fans, I felt their spirits or love to Johnny's are same as Japanese fans. I like Johnny's fans themselves because they are always ardent. Thank you for your passionate opinions. I am so excited that Johnny's fans' spirits are common all over the world. 

Although my English is poor, many international fans filled out my questionnaire so politely. I am very glad that I can communicate with many international fans in English. I want JE to change their old-fashion systems so that many international fans enjoy "JANIOTA" more comfortably. Thank you very much for your cooperation.

*1:

style.nikkei.com

An article about the popularity of Korean dramas and music "Why 'K-POP' Spread All over the World" NIKKEI STYLE

*2:http://mainichi.jp/articles/20151031/ddm/014/070/007000c 

An article about Japanese values of incomplete beauty "Finding out 'incomplete beauty'" Mainichi newspaper 毎日新聞「『不完全の美』探って」 

*3:

第16回 過程をどの程度重視するか|ビジネス英語|アルク An article about the degree of process at workplace "How Important the Process Is" ARUKU business English

「海外から見たジャニーズ」アンケート まとめ

海外に住むジャニヲタに興味を持ったことはありますか?

capriccioso.hatenablog.jp

大学の授業で、「海外から見たジャニーズ」というテーマのプレゼンをしました。そしてこのプレゼンのために、海外在住のジャニヲタ、海外在住経験のあるジャニヲタ(留学経験者も含む)を対象にアンケートを行いました。アンケートは当ブログと私のツイッターを使って拡散したのですが、フォロワーの多いユーザーさん方にリツイートしていただいたおかげで、554名もの海外ファンの方にご回答いただきました。まさかこんなにも多くの方にご協力いただけるとは思っていなかったので、驚きとともに感動しています。皆さまのご協力に感謝します。

This is the same article written in English.

capriccioso.hatenablog.jp

 

アンケート内にて皆さまの回答は授業内でのみ使用すると書いたので、結果を公表する予定はなかったのですが、多くの方から結果が知りたいとのご意見をいただきました。そこで今回、アンケートの概要と私個人の感想としてブログにまとめの記事を書くことにしました。グラフや数字はできる限り使用せず、個人の回答そのものを引用することもないようにしていますが、おおよその結果や多かった意見などをまとめています。もしこの記事が回答した方の目に入り公表しないでほしいという意見をいただきましたら、すぐに対応します。遠慮せずにご連絡ください。

 

テーマ:海外から見たジャニーズ

対象者:海外在住のジャニヲタ、海外在住経験のあるジャニヲタ

回答者:554人(48か国)

言語:質問(日本語・英語)

           回答(英語516人、日本語33人、中国語2人、スペイン語1人)

質問:

Q.1 年代を教えてください。(選択)

Q.2 性別を教えてください。(その他を含む選択)

Q.3 出身国を教えてください。

Q.4 現在暮らしている国を教えてください。

Q.5 一番好きなジャニーズのメンバーを教えてください。

Q.6 一番好きなグループを教えてください。(選択)

Q.7 そのメンバーやグループを好きになったきっかけを教えてください。(この質問は必要と感じ途中で追加しました)

Q.8 あなたの住んでいる国でジャニーズは有名だと思いますか?(選択)

Q.9 Q.8でそう答えた理由を詳しく教えてください。

Q.10 あなたが思う、あなたの住んでいる国で一番人気なジャニーズのメンバーを教えてください。

Q.11 Q.10について、なぜそのメンバーがあなたの住む国で人気なのだと思いますか?そう思う理由を詳しく教えてください。(例えば、出演しているテレビ番組が放送されているなど)

Q.12 あなたが思う、あなたの住んでいる国で一番人気なジャニーズのグループを教えてください。(選択)

Q.13 Q.12について、なぜそのグループがあなたの住む国で人気なのだと思いますか?そう思う理由を詳しく教えてください。

Q.14 どうすればジャニーズがより多くの国で活躍できるようになると思いますか?

Q.15 海外で暮らしているまたは海外出身のジャニーズファンとして、ジャニーズ事務所に求めることを教えてください。

Q.16 ほかに何かコメントがございましたら、ご記入よろしくお願いします。

これらの質問の中からいくつかをピックアップし、アンケートの結果より私の考察と感想を中心にしてまとめました。

まず回答者は20代が最も多く次いで10代、30代と続く、おそらく日本のファンとほとんど変わらない結果でした。ツイッターで拡散したのでツイッターの利用世代から考えて妥当だと思います。出身国は48か国、住んでいる国は46か国と、さまざまな国の方が協力してくださいました。アジア諸国、ヨーロッパ諸国、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどはもちろん、サウジアラビアアラブ首長国連邦、ブラジル、ウクライナ、など本当に世界各国からの回答が集まり改めてインターネットの力に驚きました。

好きなメンバーとグループに関しては予想通りの嵐人気で、一番ファンが多かったのも櫻井翔くんなのですが、二番目にファンが多かったのがHey!Say!JUMPの山田涼介くんでした。三番目が大野智くん、四番目が松本潤くん、五番目が二宮和也くん、六番目が相葉雅紀くんと嵐のメンバーが続き、七番目は山下智久くん、とここまでは予想通りでしたが、八番目にファンが多かったのが同数でJUMPの知念侑李くん、有岡大貴くん、伊野尾慧くん。グループで見ても嵐に次いで人気なのはHey!Say!JUMPでした。あくまで私のアンケートの結果ですが、Hey!Say!JUMPの波は世界にも来ているようで驚きです。そしてここでもおそるべし伊野尾くん人気。

また好きなメンバーとグループに関して私の予想外だったのは、関ジャニ∞Kis-my-ft2のファンがあまり多くないことです。日本のジャニヲタにアンケートをとった場合、この2グループは嵐に次いで人気なのではないかと思います。これに関しては、次の質問で理由がわかりました。

ジャニーズを好きになったきっかけは、ほとんどの人が「ドラマ」かインターネット上に違法にアップされた「動画」と回答しています。日本のバラエティ番組が海外で放送されることはほとんどないそうです。つまり、バラエティがきっかけで人気になったエイトやキスマイが海外で人気を獲得するのは難しいというわけです。もちろん言語の壁もありますよね。また、違法とはわかっているけれど他に見る方法がないので動画で番組を見ているという回答もとても多かったです。それが一つのファン獲得のツールになっているわけですから、公式の動画(現在もジャニーズネットにありますが、もっと尺の長いパフォーマンスや番組などの動画)の配信は一番簡単に海外ファンを増やす方法だと言えます。

次は自分の住んでいる国でジャニーズは有名かという質問だったのですが、私の選択肢の作り方があいまいだったせいで、わかりやすい結果にはなりませんでした。しいていえばアジアでは「まあまあ有名」の回答が多く、ヨーロッパや他の地域では「あまり有名ではない」「全く有名ではない」の回答が多いという結果でした。

「有名だ」と思う理由に関しては、「日本の漫画やアニメが好きな人はジャニーズも知っているから」という回答が目立ちました。ジャニーズそのものよりも漫画やアニメが入口になり、これがおそらく「暗殺教室」「金田一少年の事件簿」などを実写化で演じた山田君の人気につながっていると考えられます。「有名でない」と思う理由に関して最も多かった意見は「J-POPよりK-POPのほうが人気だから」というものです。アジアではもちろんヨーロッパでもK-POPのほうが人気なようです。

これに関して私なりに考察した二つの理由は、①売り出し方の違い②完成度に関する文化の違いです。①売り出し方の違いに関して、*1そもそも韓国は日本と比べ国内市場が小さく海外進出は韓国にとって当然の選択です。K-POPは各グループにYouTubeの公式チャンネルがあり、それらやSNSを使って多くの海外ファンを獲得してきました。一方ジャニーズは著作権、肖像権の管理が厳しく、動画や写真が公式にインターネット上にアップされることはありません。海外でK-POPのほうが人気になるのは当然といえるでしょう。

そして私の考えるもう一つの理由が②完成度に関する文化の違いです。K-POPは下積み期間が長いと言われています。韓国にはK-POPアイドルの養成所がたくさんあるそうで、彼らはそこで長い下積みをしているので、デビュー時にはパフォーマンスが完成されています。一方ジャニーズは、グループによってはジャニーズJr.になって数か月のメンバーがデビューすることもあり、さらにジャニーズJr.のレッスン料が無料なことから部活感覚で活動していたと話すメンバーも少なくありません。このような状況から、デビュー時にはまだダンスが全然踊れないメンバーがいることもあります。

しかし、それでも日本では、デビューしたばかりのジャニーズメンバーもしくはジャニーズJr.のファンがたくさんいます。なぜでしょうか。それは、海外の人が「洗練」され「完成」したものを求めるのに対し、日本人が「成長」の「過程」を楽しむことができるからだと考えました。日本には「未完成」「不完全」なものに魅力を感じる文化があります。例えば、どの桜が美しいかと何枚かの写真を見せたとき、日本人は満開の桜よりも咲きかけの桜を美しいと感じるが、海外の人はあたりまえに満開の桜を選ぶという話があります。*2さらに日本は「過程」を重視する文化です。これは部下の仕事に関して過程を重視するかどうかを国で比較したものです。*3

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日本と韓国は真逆にあり、韓国だけでなく過程を重視しない国が多いことがわかります。過程を重視しない=結果を重視することにはなりませんが、日本と海外におけるジャニーズの見られ方の違いを考える上で参考にはなると思います。

どうすればジャニーズがより海外で活躍できるようになるか、という質問に対しては、YouTubeSNSの活用といったメジャーなものから、CDやDVD、その他グッズのネット販売、ジャニーズがもっと英語を話す、などさまざまな意見が寄せられました。一方で、「人気になるのは無理だと思う」「自国に来てほしいと思わない」などの興味深い回答が少数ですがありました。前者は、文化が違い一般の人には受け入れられないだろうから好きな人だけが楽しめばいいという意見、後者は、頑張ってお金をためて日本でのコンサートへ行くのが楽しみであり優越感を感じるので、近くに来てほしいと思わないという意見でした。これらの意見は多くのジャニヲタが感じる「遠い存在」「ステージの上の人」でいて欲しいという気持ちの表れなのではないかと思います。日本のファンにも「握手会やファンミーティングはしょっちゅうしないで欲しい」と考える、近すぎることは求めない人が多くいます。私自身はそちら側の考えであり、SNSも使ってほしいとは思いません。つまり、肖像権が厳しく公式動画やSNSを使用しないジャニーズのやり方は、問題点であると同時に、ジャニーズを「手の届かない人」にすることで魅力的にしているわけです。とは言ってもやはり、動画やSNS は海外ファンにとって貴重な楽しみになるのでしょうから、難しい部分だと感じました。

最後の海外ファンとして事務所に求めることを尋ねた質問に対しては、私は事務所じゃないから私に言われてもどうにもできないよ!と言いたくなるくらい、皆さんとても熱く事務所への要望と不満を語ってくださり、切実な想いが伝わってきました。事務所にこのアンケート結果を届けて欲しいというご意見もたくさんいただきました。その中でも多かったのは「自分の住む国でコンサートをしてほしい」「国際ファンクラブを作ってほしい」という二つの意見でした。先ほど述べた自国に来てほしくないというファンは少数派で、やはり多くのファンは「生で彼らを見てみたい」と願っています。また、日本の住所がないとファンクラブに入会できないシステムは、日本に友達や親戚がいない海外ファンにとってはとても不便です。このことについて、なぜ国際ファンクラブを作るのが難しいのか事務所に問い合わせたのですが、回答は得られませんでした。おそらく郵送の問題などが大きいのでしょうが、もっとメールやインターネットでの連絡・申し込みが中心になれば、国際ファンクラブの開設も可能なのだと思います。

結論はとても単純になりますが、日本で知らない人はいないジャニーズの海外での知名度は非常に低く、海外で活躍するためには多くの改善が必要だということです。しかし、多くの問題がある中でも、ちょっとしたきっかけでジャニーズを好きになってしまった、ジャニーズについてやけに熱く語ってしまう、ジャニーズにはこうあってほしいという理想、など基本的なことに関しては海外ファンと日本のファンに違いはありません。ジャニヲタってみんないつも一生懸命で熱いから好きです。ジャニヲタ精神は世界共通でした。

 

今回このアンケートを実施したことは私にとって多くの収穫がありました。予想以上に多くの方に協力して頂いた上に回答が英語なので、集計がとても大変でしたが、記述で回答する質問ばかりにも関わらず皆さんがとても丁寧に答えていださっていたので、読むのがとても楽しかったです。自由コメント欄にツイッターのアカウントやメールアドレスを書いて下さった方も何人もいて、集計中に何人かに連絡をさせていただき、本当に助かりました。また、「海外ファンに関心を持ってくれてありがとう」「意見を言う機会をくれてありがとう」「アンケート楽しかった」と多くの方からとても嬉しいお言葉をいただきました。まさか逆にお礼を言われるとは思っていなかったので感動してしまいました。さらに私情ですが、私の拙い英語で海外ファンの方々とコミュニケーションがとれたことも嬉しかったです。海外ファンのお友達もできました。

海外ファンの皆さまがもっとジャニーズの応援を楽しめるように、事務所の方針に変化があることを期待しています。アンケートにご協力頂いた皆さま、メールやツイッターで詳しくお話を聞かせてくださった皆さま、そしてアンケートの拡散にご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

*1:style.nikkei.com

*2:桜の話は良い記事が見つからなかったのでこの記事を参考までに。

毎日新聞「『不完全の美』探って」http://mainichi.jp/articles/20151031/ddm/014/070/007000c 

桜については、YouTubeで海外の人が日本人の美意識の違いを話している動画があるようです。

*3:第16回 過程をどの程度重視するか|ビジネス英語|アルク